グリルをセットアップする
直火調理か間接調理か?
なぜ分ける必要があるのか?
- 直火は勿論、火は食材のすぐ下にあります
- 間接調理は、熱・火元がグリルの片側面/またはグリルの両側におかれており、食材が直接火にさらされていません。
利益
- 直火は、ハンバーガー、ステーキ、チョップ、骨なしチキン、魚の切り身、貝、スライスされた野菜など、火の通りが早い、比較的小ぶりで柔らかい食材に向いています。これらの食材の表面に焼き目(フレーバーライン)をつけ、風味・食感を生み出す『キャラメライゼーション』を引き起こし、そして食材の中心まで熱を通すのです。
- 間接調理は、ロースト、丸鶏、骨付きリブなど、より長い調理時間を必要とする、固さやサイズのある食材の調理に効果的です。2つの調理法のコンビネーション:直火でまずサイズ・骨などのある食材に焼き目をつけ、その上で間接調理により仕上げる、という方法も可能です。
ご存知ですか
- 直火は輻射熱と伝導熱の両方を作ります(遠赤外線)。石炭からの放射熱は、最も近い位置にある食材の表面を素早く調理します。同時に、直火は焼き網に熱を持たせ、そこから伝導熱を起こします。これにより、最高の焼き目と食材の中まで熱をしっかりと通すのです。
- 食材が火元の側面、または間接的な熱を受ける場所にある場合、輻射熱と伝導熱は依然として食材にあたりますが、その熱量は直火ほど強烈ではありません。しかし、グリルの蓋が閉じられていることで、熱が発生します:対流熱です。熱は石炭から放射状に放射され、蓋にぶつかり跳ね返り、食材の周りをグルグルと回ります。対流熱は、直火のように食材の表面に焼き目をつけません。オーブンのように、中心までゆっくりと熱がはいっていくことで、ローストといった調理をすることができます。例えばローストビーフや丸鶏といった大きな食材の表面を焦がすことなく調理することが可能になるのです。
炭のグリル
炭グリルの世界は『基本』に戻ります。ー囲炉裏やストーブの上で調理するという、昔ながらの調理方法に戻るのです。『時間をかけ、細部に焦点を当て、温度をコントロールして練習を繰り返しながら料理をする』という時間をお楽しみいただけます。
チャコールグリル - ダイレクト調理法
なぜ?
ダイレクト調理法とは、炭火の上で食材を直接的に加熱調理することを表します。
利益
- この方法は、調理に25分もかからない料理に使用されます。
どうやって
- ふたを開け、蓋についているフックを使用してグリルの縁にかけます。
- 焼き網を外します。
- ボウルの下のハンドルを使用して下部の通気口を開きます。
- 炭用の焼き網の上に2つの点火キューブを置き、その上にかぶせるようにチムニースターターを置きます。
- 点火キューブをお持ちでない場合は、オリーブオイルに浸した新聞紙をチムニースターターの下に置きます。
- チムニースターターにブリケットを入れ、点火キューブに点火します。
- ブリケット全体に火がまわるまで15分~20分お待ち下さい。
- 炭が全体的に軽く白っぽくなったら準備完了です。
- ブリケットを炭用焼き網の上に配置します(熱いので必ず耐熱グローブを着用してください)。
- チャコールレーキを使って、炭用焼き網の半分から2/3の面積に炭を密集させるように配置します。
- 調理用焼き網をセットし蓋を閉め、蓋の通気孔、本体下の通気孔を開けておきます。
- 15分間予熱をします。
- ステンレス製のグリルブラシで調理用焼き網を磨きます。
- 調理用焼き網に食材を置きます。
- 蓋を閉め、食材をひっくり返すときもしくは推奨調理時間に焼け具合を確かめるときにだけ蓋を持ち上げます。
チャコールグリル - インダイレクト調理法
なぜ?
インダイレクト調理法は、熱源を片方または食材の両側に配置して間接的に加熱して調理することを表します。
利益
- 調理に25分以上かかるか、熱源への直接触れることが食材を乾燥させたり、焦がしたりするかもしれないときに使用します。
どうやって
- ふたを開け、蓋についているフックを使用してグリルの縁にかけます。
- 焼き網を外します。
- ボウルの下のハンドルを使用して下部の通気口を開きます。
- 炭用の焼き網の上に2つの点火キューブを置き、その上にかぶせるようにチムニースターターを置きます。
- 点火キューブをお持ちでない場合は、オリーブオイルに浸した新聞紙をチムニースターターの下に置きます。
- チムニースターターにブリケットを入れ、点火キューブに点火します。
- ブリケット全体に火がまわるまで15分~20分お待ち下さい。
- 炭が全体的に軽く白っぽくなったら準備完了です。
- ブリケットを炭用焼き網の上に配置します(熱いので必ず耐熱グローブを着用してください)。
- チャコールレーキを使って炭の塊を両脇に分けたり、片方に寄せます。これによって高温のゾーンと低温のゾーンを作ります。
- 調理用焼き網をセットし蓋を閉め、蓋の通気孔、本体下の通気孔を開けておきます。
- 15分間予熱をします。
- 調理用焼き網に食材を置きます。
- 蓋を閉め、食材をひっくり返すときもしくは推奨調理時間に焼け具合を確かめるときにだけ蓋を持ち上げます。
- 最高な状態に仕上げるために、ロースト、鶏肉や大きめにカットした肉をロースティングラックとシールドの上に配置します。長時間調理する際には肉汁に引火しないようにドリップパンに水を入れておきます。肉汁はタレやソースを作るのに使えます。
ガスグリル
ボタンを押すだけの簡単点火。美味しい料理の虜になること間違いなしです。
ガスグリル - ダイレクト調理法
なぜ?
ダイレクト調理法とは、炭火の上で食材を直接的に加熱調理することを表します。
利益
- この方法は、調理に20分もかからない料理に使用されます。ハンバーガーや魚のフィレ、スライスした野菜などの小さいものや柔らかいものに適しています。
どうやって
- ガスグリルの蓋を開き、すべてのコントロールノブがオフの位置にあることを確認してください。
- ゆっくりとプロパンガスのタンクのバルブを開け、グリルにガスが行き渡るのを待ちます。
- 仕様説明書の指示に従って、左から右に、個別に各バーナーを点火します。
- ふたを閉じます。
- 15分間、またはグリルの温度計が260℃から290℃になるまで予熱します。
- ステンレス製のグリルブラシで調理用焼き網を磨きます。
- レシピに記載されている温度に従ってバーナーを調整し、蓋を閉じて、グリルが適切な温度になるようにします。
- 調理用焼き網に食材を置きます。
- 蓋を閉め、食材をひっくり返すときもしくは推奨調理時間に焼け具合を確かめるときにだけ蓋を持ち上げます。
ガスグリル - インダイレクト調理法
なぜ?
インダイレクト調理法は、熱源を片方または食材の両側に配置して間接的に加熱して調理することを表します。
利益
- 調理に25分以上かかるか、熱源への直接触れることが食材を乾燥させたり、焦がしたりするかもしれないときに使用します。
HOW
- ガスグリルの蓋を開き、すべてのコントロールノブがオフの位置にあることを確認してください。
- ゆっくりとプロパンガスのタンクのバルブを開け、グリルにガスが行き渡るのを待ちます。
- 仕様説明書の指示に従って、左から右に、個別に各バーナーを点火します。
- ふたを閉じます。
- 15分間、またはグリルの温度計が260℃から290℃になるまで予熱します。
- ステンレス製のグリルブラシで調理用焼き網を磨きます。
- レシピに記載されている温度に従ってバーナーを調整し、食材の直下のバーナーはオフにします。蓋を閉じて、グリルが適切な温度になるようにします。
- 調理用焼き網に食材を置きます。
- 最高な状態に仕上げるために、ロースト、鶏肉や大きめにカットした肉をロースティングラックとシールドの上に配置します。長時間調理する際には肉汁に引火しないようにドリップパンに水を入れておきます。肉汁はタレやソースを作るのに使えます。
ご存知ですか
- WeberQでのインダイレクト調理法は可能です。私たちは最高のインダイレクト調理法を再現させるためにベジタブルバスケット(上下逆さまにひっくり返して)、もしくはロースティングシールドの上に食材を置くことをおすすめします。